今転職するつもりはありません。情報収集だけでもしておくべきですか?

転職するつもりがなくても、情報収集はしておくべき理由。デベロッパー勤務の20代の相談に、動く必要が出る前に市況と準備を知っておく意味を整理します。

休日のカフェの窓際の席に、コーヒーカップと開いたノート、スマートフォンが置かれている様子
ご相談

ご相談者の情報

年代
20代
業種・勤務先
デベロッパー
これまでの経歴
新卒から現在の会社に勤務

新卒から今までデベロッパーで勤務している20代です。

今の会社に大きな不満はありません。人間関係も悪くないですし、仕事も面白いと感じています。辞める理由がないのに転職の話を聞きにいくのは、時間の無駄というより、なんとなく後ろめたい気がします。

ただ、このままでいいのかという気持ちも消えません。同年代がどのくらいの年収をもらっているのか、自分の経験が他の会社でどう見られるのか、確かめたことがありません。数年後に状況が変わったとき、動ける状態なのかも分かりません。

この温度感で人材紹介会社さんに相談していいものでしょうか。

専門家のアドバイス

相談に来る人の多くは、転職を決めていません

この質問は、キャリアアドバイザーとして面談をしていると何度も受けます。

実際のところ、転職を前提にして来る方のほうが少数です。今の会社に残るつもりで、それでも確かめておきたいことがあって話しに来る。その割合のほうが高いです。

後ろめたさを感じる必要はありません。

残ると決めるためにも、市況の情報が必要

いちばん困るのは、動く必要が出てから初めて市場を見る状態です。

家庭の事情や体制の変化は、こちらの準備を待ってくれません。その時点で資格も経験も足りないと分かっても、間に合わないことがあります。そうなると、働き方は変えられるけれど年収が下がる、といった、望ましくない条件で転職せざるをえない状況にもなりかねません。

若いうちに情報を持っていた人ほど、選べる幅が広いというのが、私が相談を受けていて日々実感するところです。

準備は、資格の勉強だけではありません

古い建物の隣でクレーンが立ち、新しいビルの骨組みが立ち上がる再開発中の街区

いつかのために何を準備すればいいか、という質問もよく受けます。

資格の取得は分かりやすい準備です。ただ、それだけではありません。どんな案件を経験するかも、念頭に置いておくべきです。例えば、再開発の経験をしていた方が、再開発に力をいれている大手企業へキャリアアップすることがよくあります。

社会情勢やご自身のキャリアプランから逆算して、どんな資格や経験を手に入れるべきかを、考えて、日々仕事をすることをお勧めします。

相談した結果、動かなくて構いません

タテモンの相談カウンターでは、転職を前提としないご相談を受け付けています。現職に残って経験を積む、資格の取得を行う、転職をするべきなど、相談者様の目指すキャリアの言語化からスタートして、それに向けた最適な形をご提案します。そのため、ご相談いただいても、転職しないという結論になる方も大勢いらっしゃいます。

こちらから連絡を続けて急かすこともしませんので、まずは一度ご相談いただければより詳細なアドバイスができるかと思います。