私はエージェントの中にいたときから、できる限り情報をオープンにすることを大切にしてきました。年収の相場は、正直に伝える。本人に合わない求人は、無理に勧めない。ただ、求人を預かるエージェントという立場には、どうしてもできることに限界があります。
だから、もっと手前から。転職するかどうかを決める前から。もっと中立な立場で、建築技術者が自分のキャリアを考えるための情報を届けたい。そう考えて始めたのが、タテモンです。
年収の相場を知る。自分に合う仕事の方向を考える。そして、相談する相手を自分で選ぶ。タテモンは、こうしたサービスを通じて、建築技術者が「知らないまま決める」のではなく、「知ったうえで決める」ことができる環境をつくっていきます。
そして、それは企業にとっても同じです。採用市場の相場を知る。必要な人材にどうすれば届くのかを知る。適切な待遇を知る。人と企業の双方に情報が開かれれば、より合う場所へ人が動き、企業も適切な採用や待遇を考えられるようになる。私たちは、情報の透明性を、建築業界の「人」の課題を解くための入口だと考えています。
その先には、採用だけでは解決できない人手不足があります。AIやロボットによって、人がやらなくてもいい仕事を減らす。人が担うべき仕事に、人が集中できるようにする。
建築の「人」にまつわる課題を、ひとつずつ解いていく。それが、タテモンの仕事です。